スタンダードチャータード「今年第3四半期、ビットコインが13万5000ドルに到達する見通し」

今年第3四半期にビットコイン（BTC）が13万5000ドルまで上昇する可能性があるという分析が出ました。さらに、年末までには20万ドルに到達する見通しも示されました。

2日（現地時間）、コインテレグラフによると、スタンダードチャータード（SC）はレポートで「ビットコインを保有する企業の増加と強力な現物上場投資信託（ETF）への資金流入が続いている」とし、「ビットコインは今年第3四半期末までに13万5000ドルに達し、過去最高値を更新する」と述べました。続いて「年末までには20万ドルを超える可能性もある」と付け加えました。

SCは特に、ビットコインの半減期サイクルはもはや意味をなさなくなったと評価しています。レポートは「ビットコインはこれまでの半減期後18か月以内に下落するパターンから脱却した」とし、「企業と現物ETFの強力な買いが価格上昇を支えているため」だと述べています。さらに「これは以前の半減期には見られなかった現象だ。従来のパターンであれば今年9月ごろはビットコイン下落予想が優勢だっただろう」と補足しています。

ただし、短期的には調整があり得るとしています。レポートは「第3四半期末から第4四半期初めにかけて一部の変動性が生じる可能性がある」とし、「これは従来の半減期調整パターンに対する懸念が売りを誘発する可能性があるため」と説明しました。

一方、スタンダードチャータードはビットコインが2028年までに50万ドルに達するとする長期的見通しも維持しています。