- ナスダックとS&P500指数はアルファベットの好調な業績を受けて連日で最高値を更新しました。
- テスラは第2四半期の不振な業績発表で株価が8%急落したと伝えられました。
- 米国7月の製造業PMIが7カ月ぶりの最低水準となり、景気縮小のシグナルが示されました。
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ナスダックとS&P500指数が連日で史上最高値を更新しました。アルファベットが好調な業績を発表したことで投資心理が改善された様子です。ただし、第2四半期で不振な業績を発表したテスラは8%急落しました。
24日(現地時間)のニューヨーク株式市場で、S&P500指数は前日比4.44ポイント(0.07%)高い6,363.35、テクノロジー株中心のナスダック総合指数は前日比37.94ポイント(0.18%)高い21,057.96でそれぞれ取引を終えました。ダウ・ジョーンズ工業株30種平均は前日比316.38ポイント(0.7%)安い44,693.91で引けました。
S&P500指数は21日、史上初めて6,300台を突破して以降、連日で上昇し続け最高値を塗り替えています。ナスダックも前日に21,000台を初めて突破した後、さらに上昇しました。IBMとユナイテッドヘルス・グループ、ハネウェル・インターナショナルが急落したことで、ダウは下落しました。
グーグルの親会社、アルファベット(0.88%)が好調な業績を発表し、テクノロジー株が強含みとなりました。アルファベットは第2四半期の売上高と1株当たり利益(EPS)が前年比でそれぞれ14%、22%増の964億2,800万ドル、2.31ドルを記録したと発表しました。いずれも市場予想を上回りました。アルファベットの好業績を受け、この日エヌビディア(1.73%)、ブロードコム(1.77%)、マイクロン(1.73%)、AMD(2.19%)など半導体株も相次いで上昇しました。
米投資銀行ベアードのロス・メイフィールド・ストラテジストは「ビッグテックや人工知能(AI)の規模と影響力を考慮すると、アルファベットの業績はAI投資が本当に堅実なリターンをもたらすのか、この傾向が持続できるのか絶えず疑問を投げかけてきた市場に良い反響を与えたと思う」と評価しました。
通商交渉も順調に進んでいます。日本に続き、欧州連合(EU)とも交渉妥結目前とのニュースが伝わりました。英国の日刊紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、EUが日本と同じ15%の相互関税率を適用される合意が間近だと報じました。
テスラは1日で8.2%急落しました。不振な業績が原因です。第2四半期の売上高は224億9,600万ドルと、前年同期比で12%減少。営業利益は42%減の9億2,300万ドルとなりました。イーロン・マスク・テスラCEOはカンファレンスコールで「多くのインセンティブを失う転換期にある」とし「おそらく数四半期の間、厳しい時期が続くかもしれない」と述べました。
米国7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.5となり、前月の52.9から3.4ポイント低下しました。7カ月ぶりの最低水準です。製造業の景況感は2024年12月以来、初めて縮小局面に入りました。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)フェドウォッチツールによると、フェデラルファンド金利先物市場は9月までに政策金利が25bp(1bp=0.01%ポイント)引き下げられる確率を60.4%に織り込んでいました。前日終値時点と同程度です。
チン・ヨンギ、韓経ドットコム記者 young71@hankyung.com

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