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韓銀、国会に米ドルステーブルコイン規制強化を要請

YM Lee

韓国銀行は、ドル建てステーブルコインが国内で流通し、為替規制の回避や副作用が拡大していると伝えた。
韓銀は通貨代替現象やドル流出による為替市場不安や通貨主権の弱体化への懸念を示した。
韓銀はウォン建てステーブルコイン導入について、投げ売り発生時の損害の規模に言及し、銀行中心の発行を強調したと伝えた。

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韓国銀行が国会に対して米ドルステーブルコインに関する規制強化を促したことがわかった。

業界によると、20日、韓国銀行は朴聖勲「国民の力」議員室に提出した書面回答で「現在、国内市場でドル建てステーブルコインが流通し、為替規制の回避など多くの副作用が拡大している状況だ」とし、「政府・国会による外国為替取引法などの法改正議論が必要だ」と明らかにした。

韓銀は書面で、△ドルステーブルコイン拡大による通貨代替現象 △ドル流出による為替市場不安の増大 △通貨有効性の低下 △通貨主権の弱体化など、否定的な影響が起こりうると懸念した。

ウォン建てステーブルコインの導入についても否定的な立場を示した。韓銀は「ウォン建てステーブルコインが導入されれば、その規模は昨年のプリペイドチャージ金（約3兆9500億ウォン）を上回る可能性が高い。投げ売りが発生すればプリペイドチャージ金失敗時の仮清算金額である1兆3000億ウォンを超える損害が発生する可能性が高い」と説明した。

また、ウォン建てステーブルコインの発行に際しては銀行中心の発行が行われるべきだという従来の主張を強調し、ノンバンクとの協業の余地も開いていることを述べた。